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失業給付と老齢厚生年金の調整|老齢厚生年金の有利な受給方法

失業給付と老齢厚生年金の二つの受給権が発生した場合には失業給付の基本手当が優先的に受給されます。



特別支給の老齢厚生年金は第二順位となり、二つを比べた時に老齢厚生年金のほうが支給額が多い場合には失業給付の手続きをせず、特別支給の老齢厚生年金を受給するという方法を取るのが望ましいでしょう。

失業認定を受けた場合、65歳未満の人に支給される特別支給の老齢厚生年金は求職手続きをした日の属する月の翌月から、所定給付日数が経過した日の属する月まで支給停止されることになります。

この支給停止期間を調整対象期間といい、調整対象期間内で失業給付の基本手当の支給対象日が一日もない月がある場合は、その月は特別支給の老齢厚生年金が自動的に支給されることになります。

特別支給の老齢厚生年金の支給額が月額12万円、失業給付の基本手当が月額15万だとすれば、求職手続きをした日の翌月から基本手当の15万円が優先的に支給されることになります。

その間は特別支給の老齢厚生年金の支給額12万円は支給停止となるので、把握しておきましょう。

20年以上もの間、会社に属した人が60歳で定年になり、継続雇用することなく退職した人は7日間の待機期間が与えられます。



その後、150日の所定給付日数があり、待機日数と合わせると約半年もの間、年金の支給が停止されます。

特別支給の老齢厚生年金支給額15万円、失業給付の基本手当が月額11万円の場合には、基本手当を受給したい気持ちはあるかもしれませんが、冷静に考えると多い方を選択する方が良いでしょう。

年金の請求手続きのみを行う場合に、失業給付の手続きをしてしまった時も、失業認定日にハローワークに行かなければ正式に認定されることはありません。

覚えておくべき点は定年退職後の場合は失業給付の基本手当が第一優先、特別支給の老齢厚生年金が第二順位となるのですが、月額支給額などを比較して、自分が有利な方を選択するのが得策でしょう。

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